一概に中華料理と言っても、中国の広く、土地によって味付けは実に多様。
香港の基本は広東料理ですが、個人的には辛さに特徴のある四川料理が好き。

ローカルの友人に紹介されて以来、足繁く通っているのがこちらの四川料理。
雰囲気はさておき、何と言ってもコスパが素晴らしい！

駐在員が多くベースとするセントラル近辺は、雰囲気重視で味そこそこ、お値段高い！みたいなお店が多いのですが、こちらは真逆！

料金システムも面白く、一人320香港ドル。
テーブルの人数に応じて、前菜から何品、メインから何品と品数が決まってきます。

ボリュームが足りるかなんて全く心配いりません！
食べきれないくらいのお料理がいるもサーブされ、満腹になります。

さて、今回選んだお料理はこんな感じ。

山椒とお酢の味付けがクセになる冷麺。
前菜としてかかせない一品。

沖縄でいう、ミミガーでしょうか。
豚の耳のラー油和え。

食感好きには嬉しいですね。

四川料理は基本スパイスの効いた辛いものが多いのですが、辛くないお料理も用意されています。

箸休め的にさっぱり系もあるとバランス良く食べられます。

インゲン豆のような違うような野菜の炒め物。

似たようなスパイスを使っているのに、味はちゃんと異なって、バリエーションが楽しい。

そして、このお店に来たら絶対に食べるのがこのディッシュ。

うわっ、辛そう！って思いますよね。

私もこれを初めて見たとき、うえーって反応でしたが、食べるのは中に浮いている白身魚。
浮遊している唐辛子を食べるわけではないので、見た目ほどの辛さではありません。

そして、ツルツル食感大好きには嬉しい、透明のポテト麺が底にあります。
これまた、かなり美味です。

オシャレなお店ではないので、小洒落た飲み物もありませんが、いつも青島ビールで豪快に食す。
これが私の四川料理の定番となっています。

広東料理から変化が欲しいときには是非お試し下さい。

四姐川菜

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