この夏行こうモンテネグロ共和国!ブドヴァ、コトル、ヘルツェグノヴィ!

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モンテネグロ共和国といわれ、皆様何が思い浮かびますか?おそらく普通の日本人には、まったくもってゼロ。何も浮かんでこないとおもいます。旧ユーゴスラビアの中の一国で2006年に独立した、まだ若い国です。地理的には、アドリア海に面し、かの有名なクロアチアのドブロブニクの隣にある太陽と、美しい海と、歴史的美しい街々が点在するヨーロッパ地中海の醍醐味を備えた観光国である。

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今回自分は、イタリアの南端プーリア州のバーリからフェリーでアドリア海を横切りモンテネグロのバルに上陸しました。時間にして5時間ほどの船旅で、美しいアドリア海を楽しみながらの航海だったので、特に苦にならない乗船であった。港からタクシーに乗り45分ほどでモンテネグロのリゾートライフの中心であるブドヴァに着く。(この国は非常に物価が安くタクシーを値段交渉し、1,500円ほどで行けた。すべての物価がお隣クロアチアのドブロブニクに比べ、3分の1であった。)ブドヴァへの海沿いの道を走る途中、欧米セレブリティの巣である高級リゾートホテルであるスヴェティステヴァンを通過していく。(現在は、アマングループによる運営。)この小さな砂州でつなげた一つの島が一つのホテルである。

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そうしている間にブドヴァに到着する。城壁で囲まれた中に街がありその中の建造物のほとんどはヴェネツィア共和国時代のものらしい。

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ビーチに滞在するだけでなく、この街を散策するだけでも楽しい時間が送れる。カフェも多く、また物価が安いため、他の地中海のリゾートタウンと違い圧倒的に国籍も幅広くドイツ人イタリア人だけでなくチェコやポーランド、ハンガリーなどの国々からの人も非常に多く、また圧倒的に若者が多いというのも特徴である。夜には、街の中心の広場では大音響のクラブミュージックがかけられ、夜通し、若者がチープに遊べるというのもこの街の特徴である。ロマンス指数全開のリゾートタウンである。

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自分はこのブドヴァからバスで二時間弱のコトルという街に向かうことにした。このコトルの街も、長い城壁と急峻な岩山に守られたヴェネツィア共和国時代の様式を備えた世界遺産の街である。アドリア海から切り込んだヨーロッパ最南端のフィヨルドの最奥部に立地した町は、ヴェネツィア共和国時代、商業で栄えた。旧市街への城壁の入り口を入っていくと、中世の街が、そのまんま残っていて、また、その町がそのまま現在も普通に活用されている。コトルは多くのクルーズの寄港地にもなっていて、船が着くと、大変な賑わいとなる。物価は恐ろしく安く、カットピッツアやジェラートも1ユーロで食べられる。食事も、長くヴェネツィア共和国領であったためイタリア料理が安価で美味い!

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コトルの次に自分が向かったのは、美しい夕日の海辺の道を2時間弱ほどのヘルツェグノヴィの街である。

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この街も海辺のリゾートタウンであるが先のブドヴァ、コトルとはタイプの違う街だ。この街は、ヴェネツィア共和国だけでなく、トルコ、オーストリア、ハンガリー、ロシア、スペインと支配者が目まぐるしく変わってきているので、城壁に囲まれてるわけでなく建築様式も実に様々だ。街は美しく、太陽と海のお恵みも最高だ。ブドヴァやコトルほど知られていないだけ物価はさらに安く、自分は朝食付きの海辺のリゾートホテルを3泊、1万円強で宿泊した。海辺のレストランでの食事もイタリア料理を中心に実にうまい。のどかで本当にリラックスできるので長期滞在にはバッチリだ。

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海の水は恐ろしいほど透明である。砂浜ではないがビーチベッドも終日たったの1ユーロというのも地中海ではびっくり価格だ。治安もいいし。食事もおいしい。このヘルツェグノヴィから一山超えればクロアチアのドブロブニクだ。自分は、ここからバスで向かうことにした。

みなさん、地中海と一口で言っても、多くの選択があります。私は、夏の一押ししリゾートとして、モンテネグロを強くおすすめします。さぁ、おもいきっていきましょう!

 

 

 

TAKAO

OHAYO TAKAO

Luxury Traveler

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