プラハからレイルヨーロッパで約6時間半。ハンガリーの首都、ブダペストにやってきました!
女子の一人旅、しかも列車での陸路の旅ということで、ビビりな私はブダペスト東駅への到着時間を18時半に設定(ヨーロッパの18時半はかなり明るい)。東駅周辺の強引なタクシーの客引きには注意、と事前に聞いていたのであらかじめタクシーを手配していました。念には念を、自分の身は自分で守る、ということで。。。正直、ブダペストは日本人にとってあまりなじみのない街かもしれません。私にとってもそうでした。行く前に私が抱いていたイメージといえば、旧共産圏の街、なんとなく治安が悪そう、といった少々ネガティブなもの。でも、実際に行ってみたらまったく違ってびっくり!! 街はクリーンで安全、華やかで美しい建築、温泉、美味しい食べ物、おしゃれなカフェやバーもたくさんあり、なんだかとてもエネルギッシュ。毎日が驚きの連続で、5日間の滞在も朝から晩までフル稼働。間違いなく、今回の旅において好きな街ナンバーワン!になりました。
というわけで、今回私が訪れて感じたこの街の魅力と、私なりの「ブダペストの楽しみ方」を何回かに分けてお届けしたいと思います。
1、温泉天国ブダペスト! 地元っ子気分でまったり温泉めぐり
行ってきましたセーチェニ温泉! ここに行かずしてブダペストは語れません。
私がハンガリーという国にシンパシーを感じた理由のひとつがこの温泉カルチャー。源泉数が100以上もあるブダペスト市内でも、とくにこのセーチェニ温泉は、市民公園の中にあるヨーロッパ最大の温泉で、観光客の人気もナンバーワン。もちろん、日本の温泉とは少し違い、水着着用で男女混浴、温泉というよりどちらかというと〝美しい市民プール”といった雰囲気。お湯は38度くらいで生温かいのでゆったり長くつかれます。(逆に冬は寒すぎてお勧めしません)。老若男女、皆チェスをしたり読書をしたり、日焼けしたり、泳いだり、と思い思いの過ごし方で温泉を満喫している姿になんだかほっこり。旅も後半戦ですこし疲れていたので、このセーチェニ温泉が最高の癒しに。施設がとても清潔で鍵付きのロッカー&キャビンを完備、盗難などの心配なく過ごせるのは日本人にとって安心でしょう。
イエローの外壁が目印の、お城のような外観。
エントランスホール。ここでチケットを買って中に入ります。朝6時から夜22時まで営業、水着のレンタルもあるようです。マッサージや温泉療法などのメディカルなサービスも充実しているのが女子的にポイント高し。
エレクトロミュージックとビジュアルを融合させた、ブダペスト名物の温泉パーティ! ここ、セーチェニ温泉では「LATE NIGHT BATH PARTY」という名前で、夜22時半以降、温泉が巨大なクラブへと変わります。意外とイケイケなブダペスト。5年前の私だったら迷わず行っていた・・・かも??
ほかにも、日本のように裸で入る男女別の温泉や、専門医がいる湯治目的の温泉など、市内には大小さまざまな温泉があります。滞在中に自分好みの温泉を探して、地元っ子気分でのんびり楽しんでみては?
2、“東欧のパリ” の異名を持つ、美しい街並みをゆる散歩
長い歴史と近代都市としての機能が美しく調和したブダペスト。その美しさは「東欧のパリ」という表現でも語られ、とくにこのアンドラーシ通りは、「ブダペストのシャンゼリゼ通り」と呼ばれている並木道。ネオルネサンス様式の宮殿や邸宅、たくさんのブティックやカフェが立ち並び、緑もいっぱいで歩いていて清々しく、優雅な気分。それもそのはず。なんとこの通り自体がユネスコの世界遺産に登録されているんです!
このアンドラーシ通り沿いには、1884年に完成したヨーロッパ有数のオペラ座が。ネオルネッサンス様式の華麗な建築は必見です。
3、世界遺産のレトロ可愛い地下鉄を乗りこなせ!
ドナウ川を挟んで丘側の「ブダ」地区と、平地側の「ペスト」地区の2つからなるブダペスト。(とってもシンプル!)「ブダ」地区にはかつての王宮や要塞がある政治的エリア、「ペスト」地区はどちらかというと下町的な、商業的エリアと言えます。前回までのプラハとは違い、街が大きいので、全部歩いてまわるわけにはいきません。かといって全部タクシーというのもお金がかかるし風情がない。地下鉄を乗りこなせるようになるとぐっと行動範囲が広がりますよ! しかも、ブダペストの地下鉄はヨーロッパ大陸で一番古い街の名物。とくにこの黄色の一号線はユネスコの世界遺産にも登録されているんです。
上の写真はどことなくレトロな雰囲気を醸し出している、モザイクタイルの駅名看板。下は世界遺産の一号線の写真。おもちゃの電車みたいで可愛いんです。駅は塵ひとつ落ちておらず、とてもきれいでした。ひとつ気づいたのが、電車のドア、閉まるのがめちゃくちゃ早い! 駅のエスカレーターも日本の3倍速ぐらいで早い! 一説として、ブダペストの地下鉄のエスカレーターは戦争時の核シェルターOR防空壕用に作られた、なんて話も。とにかく、ぼーっとしているとドアに挟まれたり転びそうになるのでご注意を。
次回もブダペストの魅力に迫ります!
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