今回は以前にも書いたことがある、ブルガリアは、プロヴディフの古代ローマ時代の円形劇場で催されたバレエについて書くこととする。
プロヴディフの町の中心にある古代ローマ時代の円形劇場は夏の間、バレエ、オペラ、芝居と利用されている。この夜は、バレエの白鳥の湖があるということで、鑑賞に行くことにした。昼間は夏の日差しで熱いプロヴディフであるが夕闇が迫ると,この円形劇場にもいい風が吹き始め、過ごしやすい最高のコンディションとなる。
夕闇に映えるこの劇場は見ているだけでも価値がある。
日がどっぷりとくれだした午後八時、オーケストラも準備完了だ。ラッキーにも自分の席は指揮者の真ん前3列目だ日本ではありえない特等席だ。
今夜の白鳥の湖のプリンシパルたちは、モスクワのおボリショイバレエから来ていて、バレエファンの友人も興奮している。
これだけ開放的な空間なのにオーケストラの音は最高。空調もないのに最高に居心地もよい。
舞台にどんどん引き込まれていく。東京でも何度かバレエに足を運んでいるがこの環境のせいか没頭していく。
これだけ、クラシックなイベントオにもかかわらず、観客はタンクトップにショートパンツといたってカジュアル。劇場の傾斜も急でこれがたぶん、自分をバレエに没頭させているのであろう。
旧社会主義国ではバレエも一般人に広く親しまれてきたというが、この環境が大きな要因であろう。
没頭していたので、眠くなることもなく音楽に聞き入ってしまった。終焉を迎え、今までにない感動を覚えた。ちなみにこの演目、踊り手、正面3列目であるが料金はたったの10ユーロ。考えられない。一緒に行ったバレエファンの友人はさほど有名でもないバレエを大阪のフェスティヴァルホールで以前、白鳥の湖を見たときにはゆうに500ドルを支払ったという。東ヨーロッパに行ったらぜひ、バレエ鑑賞を必修としよう。
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