ワルシャワは思った以上に美しい街だ。戦争で、完璧に破壊されたと聞いていたがそれが信じがたいほどに復元されていて、しかも歴史を感じさせる壮麗さを備えている。上の写真の王宮広場に集まる建物の豪華さと多くの塔がそびえたつ眺めは壮観だ。

王宮広場を入っていき、旧市街広場に出る。

中欧中心としたドイツ文化圏の町とも違う独自の景観を感じる。

旧市街を突き抜けると城壁に出くわす。そこで初めてこの街が、この城砦に守られた街であったことがわかる。

この城砦の部分を超えると新市街だ。しかし新市街といっても、ポーランド王国がワルシャワに遷都した１７世紀初頭以降の市街地のことで、その歴史的景観は時代を感じせずにはいられない。

こう見て回ると、ワルシャワの歴史地区は非常に大きく、長年のこの都市の実力が見えてくる。この歴史地区以外にも現代の中心地区も存在し、歴史上に活躍した。ポーランドの著名人の博物館、ショパン博物館やキュリー夫人博物館などもある。ワルシャワは機会さえあれば、訪れるに値する町といえる。