夏の終わりに、家族と少し遅いヴァカンスを過ごすために、念願のシチリア島へ。
最初の目的地・タオルミーナは、今年の5月末に先進国首脳会議(タオルミーナ・サミット)が開催された場所として記憶に新しいですね。
タオルミーナは、シチリア島を代表するリゾート地。私が住んでいるニースからは飛行機でローマを経由し、カターニア・フォンターナロッサ空港まで行きます。そこからバスに揺られて約一時間半でタオルミーナの中心地に着きます。途中、車中からは絶景の数々。
タオルミーナの町は、海から離れた小高い丘の上にあるのですが、1日もあれば市内のほとんどの観光スポット見学することができます。町の中心地は、いつもたくさんの人々が集まっていて賑やかで、いろいろな言葉が飛び交い、おそらく世界中から観光客が訪れているのかと思われます。
町の中心にあるギリシア劇場の遺跡は、今でもコンサートやオペラの会場として利用されています。
ホテルの部屋から見える景色がまた最高で、タオルミーナの海岸が一望できます。
ニースの海も青いですが、タオルミーナの海もそれに負けず劣らず青い海。タオルミーナのイゾラ・ベッラはフランス映画「グラン・ブルー」のロケ地としても有名です。シュノーケリングで水中を覗いてみると、まず海の透明度に驚かされ、さらに岩場のあたりは海水が限りなく青くてたくさんの魚が群れて泳いでいるのが見えました。ビーチにはたくさんの海水浴客が訪れていて、パラソルとチェアーを貸し出している海の家もあり、セットで一人15E。迷わず借りて、一日中イゾラ・ベッラのビーチでのんびりと過ごしていました。
展望台から見たイゾラ・ベッラ。
毎晩、20時過ぎにディナーのため町へ繰り出します。タオルミーナで外せないのはウニパスタ。毎日違うお店で食べましたが、どこも絶品。そして旬のカジキマグロ(spada・スパダ)と海老(gamberoni・ガンベロー二)のカルパッチョも、日本のお刺身かと思うほど新鮮でした。
デザートは場所を変えて、シチリア名物のカンノーリ(筒状に焼き上げた生地の中にリコッタチーズのクリームを詰めたもの)というお菓子か、グラニータ(シチリア風かき氷)を。
夜も中心地の4月9日広場と目抜き通りのウンベルト1世通りは、観光客で一晩中賑わっていました。
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