バンコク国際空港から多少渋滞の道を車でしばらく走り、巨大な仏像や美術品がある静寂な寺院 ワット ポーの側道をにけて たどり着いたのは、先年オープンしたバンコクで大人気のタイ料理レストラン『Chom Arun』

黄昏に霞む最上階のオープンテラスの席は、三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台になり、チャオプラヤー川の名所的な寺院『ワット アルン』が静かに迎えてくれた。

眼下の水辺をチャオプラヤー・エクスプレスという定期便や仕事終わりの人々を運ぶ船などが、忙しく走り回る。この川が昔から現在に到るまでバンコクの交通の要であったことを感じさせてくれる。

なんとか日没前にたどり着いた席で、まずはいつものシンハービールをオーダー。ついでにバナナベースのオリジナルカクテルを…

それからは、美味しいタイ料理三昧…
冷えたシンハービールが止まらなくなるほどの美味な料理の数々…

このチキンとマッシュルームがいっぱいのスープは激辛ですが旨みがあり爽やかな絶品でした。

全て写真を撮りきれないほど、テーブル一杯のタイ料理に時を忘れるほどでした。ふと気がつくと既に太陽は黄金にライトアップされたワット アルン寺院の彼方へ沈み 観光船が行き交う水辺の風景が夜の訪れを感じさせてくれました。

静寂の中に佇む黄金のワットアルンと、その前を切れることなく走り周る廻船が成長著しいバンコクの勢いを感じさせてくれました。