はじめまして。
水中レポーター、水中モデル、ライターの稲生薫子です。

普段は、スキューバダイビングのメディア「Ocean+α（オーシャナ）」でモデル・ライターとして活動しています。日本国内、海外問わず海のあるところにはどこへでも取材に行き、海の魅力を届けています。

My editionでも楽しい海の話題、まだ見ぬわくわくする海の世界、その土地の景色などをお伝えしていきたいと思っています！

突然ですが、今、私は、南半球に位置する、トンガ王国のババウ諸島へ向かっている途中です。え、トンガってどこ？　トンガで何するの･･･と思いますよね？実は、クジラと泳ぎに行くんです！

(2015年8月撮影)

南半球に位置するトンガへは、冬の間、南極海域に生息するクジラが出産・子育てのために、温かい海域を求めて北上してきます。ちなみに、北半球に生息するクジラは北極圏を生息域とし、基本的にはお互いに赤道を越えることはないと言われています。生まれたばかりの小さな子クジラを連れた親子や、その母親に交尾のタイミングを求めて寄り添うエスコート（子クジラの父親ではありません）の姿、また、1頭の雌を何頭もの雄が取り合うヒートラン、テールを上にあげて海の中で優雅に歌を歌っているシンガーなど、様々な種類のクジラを見て、共に泳ぐことができます。

(2015年8月撮影)

私たちが一緒に泳ぐのは、ヒゲクジラの仲間のザトウクジラ。正面から見ると、まるで笑っているみたいじゃありませんか？現在私は、スキューバダイビングの取材だけでなく、トンガのホエールスイムや、御蔵島でのドルフィンスイム、オーストラリア・パースでのアシカスイム、メキシコ・カンクンでのバショウカジキスイムなど、「スペシャルトリップ」の日本でのゲストケアから現地ガイドまでも担当しています。

(アシカとこんなふうに自撮りも出来ちゃいます。2015年2月撮影)

スペシャルトリップには他にも、バハマのドルフィンスイムやフロリダのマナティスイム、メキシコのジンベエザメスイムなどもあります。スペシャルトリップは基本的には全て素潜りです。

(何してんの？って覗いてきたり。2015年2月撮影)

中でも、この時期、8月～9月にかけては、トンガのホエールスイムの時期！2015年は、8月にも1か月間トンガでホエールスイムでガイドをしていましたが、一度帰国してから、再度トンガへ向かうことになり、今向かっています。今年のトンガホエールスイムは来週が最終週。8月に来てくれたゲストの中には、「来年の予約します！」と本当に予約をして帰国した人も。参加してくれた人には笑顔になってもらいたい、楽しかったって言ってもらいたい、最高の夏休みだったって思ってもらいたい、そんな想いでこのスペシャルトリップを精一杯担当しています。

今年最後のクジラとのスイム。クジラについては、またゆっくりとお伝えしていきますね。

(海洋哺乳類撮影のライフワークとする、スペシャルトリップの主催者である越智隆治カメラマンに、クジラ撮影中を撮影してもらいました)

自己紹介はこのあたりにして。それでは、いってきますー☆もし、スペシャルトリップの話が聞きたい、興味があるという方はこちらよりお問い合わせくださいね。Kaoruko.i.0221@gmail.com