みなさん、ウルグアイってどこにあるかわかりますか？南米のブラジルとアルゼンチンにはさまれた国です。正式国名をウルグアイ東方共和国といいます。東方共和国って何って思いますが、これは南米の大河ラプラタ川の東方にある国ってことらしいです。国土全体が平原に覆われていて、その昔は野生になった馬、羊、牛が大繁殖し、そこにガウチョ（米国風で言うカウボーイ）が入り込み、牧畜を主体とした農業国である。国全体がのどかさに覆われている中でガウチョに根ざすガウチョカルチャーが特徴の国である。

上記の写真はラプラタ川であるが対岸なんて見えようもない果てしなく幅広い川である。（大航海時代、探検者はここを淡水の海だと思ったらしい）その左岸に発展してできた街が首都モンテビデオである。人口は百万人ほどであるが、この街の魅力は第一次大戦後の好景気時代に数多く建てられた近代建築群だ。とても個性的なビルが素晴らしい装飾とともに多く現存している。

また街はラテンの国らしく実にロマンチックに出来上がっている。

食事は、肉食中心で牧畜の国らしくステーキは最高である。アサードと呼ばれるバーベキューも最高。自分はチビートと呼ばれる薄切りビーフにハム、目玉焼き、レタスにトマト等を挟み込んだウルグアイ風サンドイッチがおいしかった。それにしても動物性たんぱく質の好きな国民だなと思う。また、ガウチョたちは一日中、マテ茶を飲んでいるらしい！

旧市街の港の突端に大レストラン施設があるからそこでいろいろな料理を試していただきたい。

街、料理と日本人の好奇心を満たす要素はそろっているし、政治的安定、チリ同様の南米で最高水準レベルの経済と、恐ろしいイメージの強い南米でも、比較的治安もよい。モンテビデオから二時間のところにはプンタデルエステという南米の富裕層が夏の間ビーチライフを楽しむパーティータウンもある。アジア、ヨーロッパにあきた人たちにはおおすすめの国である。