翌日は、30分ほど車を走らせたところにある「ストームキング・アート・センター（Storm King Art Centre）」へ。広大な敷地に、数百点のアート作品が点在する、巨大なミュージアムパークです。ここではレンタサイクルがおすすめ。多少のアップダウンはあるものの、様々なオブジェクトが目に飛び込んできて、ワクワクの連続です。

 好きな作品の前で自転車を止めて休んだり、芝生に寝転んだり、カフェで軽食をテイクアウトして、ピクニックしたり。「だからストームキングっていうのかな？」ってほど、にわか雨に降られたり。少しマンハッタンを離れて、自然の中で過ごしたいな、という方におすすめ。時間に余裕さえあれば、丸１日楽しめます。

 

 ビーコンは、いかにもアメリカらしい、小さなヒッピータウンですが、メインストリートにはレストランやアンティークショップもちらほら。クラフトビールが楽しめる「ザ・ホップ（THE HOP）」や「ドッグウッド・バー＆レストラン（Dogwood Bar & Restaurant）」は雰囲気も良く、お気に入りのダイニングスポットでした。

 最近はブルックリンが観光地化して、賃料も上がり、アップステートに移住する人が増えているそう。実際、Tablet.の社員も2名、ビーコンよりさらに車で１時間ほどにある「ハドソン」という街に住んでいます。自宅で仕事し、月に数回、マンハッタンに出てきてミーティングをこなすそう。働き方もライフスタイルも、自由になりましたね！

 ハドソン川に沈む夕日は美しかった！