最近の日本のウェディングシーンは、結婚をする半分のカップルが結婚式をしない時代に突入しています。同時に「オリジナル」という言葉が1つのキーワードとなっていて、従来のウェディングスタイルから、もっと自由に。もっとユニークに。ということで、砂浜や森の中、映画館やイベントスペース、東京タワーまで、場所を問わず自由なスタイルがトレンドとなっています。私は結婚式を撮影して10年、ここ最近は日本全国からご依頼をいただくようになり、様々なウェディングシーンに立ち会うことが出来ていますが、その中で、「こういうの撮ってみたかった！」と思う結婚式に大分で出会う事ができました。

創業文化元年 和菓子で有名な但馬屋さんを舞台にしたウェディングストーリー。撮影地は大分市内から車で1時間30分、姫ダルマが有名な竹田市です。
菓子職人として働くお父さんと花嫁さん。この親子にスポットを当てて撮影を行いました。

ひと昔前の日本では自宅で準備をして近所の人に見送られて出発するという結婚式の文化がありました。お父さんが店先に貼っていた幔幕は江戸時代から受け継いだものだそうです。

この方の結婚式も自宅で準備し、子供の頃から遊んでいた近所の神社で結婚式を挙げます。神社式が終わって、家まで練り歩く時に街中が足をとめて祝福する姿に感動しました。

Movie by Tomato Red Motion