GWは毎年、Tablet.で契約している旅館に宿泊するのが恒例になっています。今年のデスティネーションは熊本県の天草、宿泊は旅館「五足のくつ」でした。地震の影響で、熊本空港からのアクセスが不安でしたが、全く問題なく到着できました。

「五足のくつ」はとにかく、オーナーである山崎さんの思いとセンスとこだわりが詰まった宿。構想から10年で開業、それから更にに10年経って、ようやく目指していたものが完成したそう。全体の設計からステンドグラス1枚に至るまで、すべて山崎さんのディレクションというから驚きです。

私が一番好きったのは、宿全体が周りの自然に溶け込んでること。敷地内には緑が溢れ、絶えず鳥や虫やカエルの鳴き声が響き渡り、森の中でリラックスしている気分になれます。客室は全室露天風呂つき。ですが、ひとつとして同じデザインはなく、タイプによっては、バルコニーや露天風呂から東シナ海を眺めることもできます。

そして、お食事がまた最高！新鮮な海の幸をシンプルな味付けでいただくお料理の数々。近海でとれたお魚はとにかく絶品でした。あいにく天候が悪く、遠出には不向きな２日間でしたが、読書をしたりヨガをしたり、マッサージを受けたり、思いのままにのんびり旅館ステイを楽しみました。

天草へは、福岡か熊本から天草エアラインを利用するのも便利。「五足のくつ」では、本渡バスターミナルから送迎もしてくれます。天草は余震もなく、何より熊本県にいま足を運ぶことが、復興支援に繋がります！