アートウィーク期間中の香港は世界中からコレクターやバイヤーが集結するため、名の通ったレストランは連日満席。
そして、中でも競争率が高いのが、香港の名門会員制倶楽部、The China Club。
植民地時代の歴史ある建物、セントラルの中国銀行の上階にあり、アート関係者にも嬉しいコンテンポラリーアートの宝庫。
残念ながら、クローズドな倶楽部なので、メンバーであるか、メンバーの人に予約してもらわないと入ることはできません。
今回は、東京からアート関係者グループが集まっていたので、私も便乗させていただくことに。
建物はオールドチャイナを思わせる、重厚感ある誂えの中に、たくさんのアート作品が点在します。
あ、金魚が泳いでる。
と思いきや、立派なアートでした!
こちらがメインダイニングの様子。
イギリス統治時代の華やかさに現代美術がアクセントになり、独特の雰囲気を醸しています。
当然ながら、満席だったようで、レストランはアートフェア会場で見かけた顔で賑わっていました。
お料理は王道な中華料理を楽しめます。
中華の高級食材の一つと言えば、アワビ。
干しアワビの煮物に、鳥の足が入っていると思いきや、なんと、アヒルの足でした!
しっかり足ヒレも骨と骨の間にあり、リアルな一品。
思う存分、コラーゲンを摂取した感じです。
こちらもまたまた豪勢な一品。
クエの煮物。
香菜と一緒に調理されているため、全く臭みもなく、さっぱり中華風味。
繊細な味わいが嬉しい。
写真はないのですが、北京ダックもいただきました。
ダックを包む皮も薄めで粉なっぽさがなく、味噌のまろやかさも絶品のマリアージュでした。
香港に住んでいても、街中の中華料理屋さんで出るカジュアルなヌードルとこういった高級中華は全く別物で、中華料理の奥深さを感じるお料理たちでした。
最後の締めはさっぱり派の私は、マンゴーのデザート。
中にタピオカとサゴと呼ばれる柑橘類が入っている爽やかなスイーツです。
さっぱりさっぱり。
そして、中華料理の締めの定番は、フォーチューンクッキー。
クッキーの中にメッセージが入った占いクッキー。
クッキーを砕きながら、メッセージを読みあう団欒タイム。
さすがのThe China Clubなのは、クッキーにまで倶楽部のロゴ入りです。
抜かりなくて関心。
今は老朽化も進み、なくなりつつあるコロニアル時代の建物。
貴重な文化財の中で楽しむレトロな時間は特別なもの。
素敵な時間を共有させていただけたことに感謝。
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